加工前の下準備
まずは柄にしたいイラストをIllustratorで作成します。
今回はIllustratorの楕円形ツールと回転ツールを使って、お花のイラストを作成しました。
パターンにする柄はイラストでもアウトラインをかけたテキストでも、好きなデザインをご用意いただければ大丈夫です。
パターンオプションパネルでパターンの設定
Illustratorでは、オブジェクトが用意できれば簡単に繋目のないパターンを作成できます。
やり方を覚えて、Illustratorの作業効率UPを目指しましょう。
下準備で作成したイラストを選択した状態で、オブジェクト > パターン > 作成をクリックします。
複数のオブジェクトを使用する場合は、オブジェクトを全て選択した状態で作成をクリックしてください。
作成をクリックすると、下記のように『新しいパターンがスウォッチパネルに追加されました。』という表示が出てくるのでOKをクリックします。
また、スウォッチパネルに、今回追加したパターンのアイコンが表示されるようになりました。
パターンオプションというパネルが表示されるので、配置の設定をしていきます。
パネルが表示されている間はパターン編集モードになっています。
起点となるオブジェクトは、下記のように線の四角の中に表示されていて、設定を変更すると自動でシュミレーションされるようになっています。
今回はタイルの種類をレンガ(縦)という設定で作成していきます。
今回はレンガという配置を選びましたが、他にも、上下左右直線的に配置されるグリッドというパターンや、六つの辺に合わせて配置された六角形というパターンもあります。
【グリッドパターン】
【六角形パターン】
パターンオプションで、幅・高さの設定をします。
今回は幅・高さ共に30mmに設定して作成しました。
※起点となる四角の枠内が、幅:30mm 高さ:30mmになります。
こちらで完成です。
今回はひとつのモチーフで作成しましたが、複数のモチーフを組み合わせると、よりユニークなパターンを作成することもできます。
まとめ
Illustratorを使って好きなイラストを使った、オリジナルの総柄パターンを作る方法をご紹介しました。
パターンオプションパネルを活用することで、簡単・スピーディーに柄を作成できるようになります。
ぜひ、ご活用いただいて、ユニークなパターンの作成に挑戦してみてください。