Slackとは
Slackはアメリカ発のビジネス向けチャットツールで、さまざまな企業で導入が進んでいます。webデザインを始めたら見かけないことはないと言ってもいいくらいです。
Slackにはさまざまな料金プランがありますが、はじめての方はとりあえずフリープランで十分ですのでお財布のことは気にせず、後述する説明を見て気軽にSlackを始めましょう!
チャットツールを使ったことがない、使う機会がない人からはLINEで良くない?と良く言われたりする(私だけ?)のですが、Slackの特徴を簡単に紹介します。
Slackの特徴
Slackには「ワークスペース」「チャンネル」機能があります。
「ワークスペース」=会社の「建物」
「チャンネル」=建物内の「部屋」
としてイメージしてください。ワークスペースに招待されたら、関係するチャンネルに割り振られ、チャンネル内でやり取りをすることになります。チャンネルは「部屋」なので、この中にいる複数人と同時にやり取りします。(グループLINEのような感じです。)
この「ワークスペース」と「チャンネル」というLINEには無い機能のおかげで、チャットを人ではなく案件ごとに管理でき、「あの案件に関係することはここを見ればOK!」となります。
プライベートではあり得ない人数と同時にやり取りすることもあるビジネスシーンで導入が増えている理由かもしれません。
Slackで個人間のやり取りをするには
じゃあ個人的にやり取りするにはどうするかと言うと、Slackには「ダイレクトメッセージ」と「メンション」の2通りがあります。
「ダイレクトメッセージ」=同じ建物内の人に直接話しかけに行くイメージ(TwitterのDMに近い)
「メンション」=同じ部屋の中で「〇〇さーん!」と少し離れたところから話しかけるイメージ(Twitterのリプライに近い)
この二つを状況に応じて使い分けることができます。
Slackを始める
招待されて使い始めることの方が多いと思うので、その場合の手順を解説していきます。
web版でも使うことができますが、アプリがおすすめです。PC・スマホ両方で見られるようにどちらもダウンロードしておきましょう。
招待メールが届いている場合、URLもしくは「SLACKを開く」をクリックします。
招待されたワークスペースに参加することができました。
Slackの基本的な使い方
Slackの準備が整うと下画像のような表示になります。
各所の機能解説
上の画像の番号順に各所を解説していきます。
- 1.ワークスペース切り替え
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ここで自分が参加しているワークスペースを切り替えます
- 2.チャンネル一覧
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自分が書き込んだり閲覧できるチャンネルの一覧が表示されています。
チャンネル名が「#」になっているものは「パブリックチャンネル」といい、ワークスペース内の全員が閲覧・書き込みができるチャンネルです。
鍵マークになっているものは「プライベートチャンネル」といい、限られたメンバーしか閲覧・書き込みができません。メンバー以外はチャンネル自体が非表示になります。
- 3.ダイレクトメッセージ
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やり取りしたことがある人がここに表示されます。自分のアカウントも表示されますが、これはメモとして使える自分専用のスペースです。
- 4.チャットスペース
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ここに選択したチャンネル内の会話が表示されます。
- 5.入力欄
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ここに書き込みたい内容を入力して送信ができます。
- 6.スレッド
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チャットの書き込みの中で、自分もしくは誰かが返信したものを選択すると、その返信した内容をまとめて見ることができます。
- 7.アカウント設定
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ここでアカウントに関する設定を変更できます。よくあるのは、ワークスペースごとに名前の表記ルールが決まっていて、最初に名前を変更するように言われる場合。その時はここで変更してください。
おわりに
Slackの始め方から基本的な使い方まで解説しました。
基本的には、「1.ワークスペース」と「2.チャンネル」を選んで、「4.チャットスペース」で書き込みを見たり、「6.スレッド」で返信も見たりして、「5.入力欄」でコメントを書くという流れになります。
今までLINEくらいしか使ったことがないよ!という方も多いと思いますので、こちらをみてSlackを始めていただけると嬉しいです!