今回はこの画像を使用して、ツールの説明をしていきたいと思います。
覆い焼きツールと焼き込みツールとは?
覆い焼きツールはブラシで塗ったところが明るく、焼き込みツールは塗ったところが暗くなるツールです。
覆い焼きツール:明るくなる
焼き込みツール:暗くなる
覆い焼きツールと焼き込みツールを使用する
スマートオブジェクトになっていると使用できません。まずはラスタライズしましょう。
レイヤーがスマートオブジェクトかラスタライズになっているかは、下記の画像で確認できます。
覆い焼きツール(焼き込みツール)を使用すると元に戻すことができなくなります。念のためにレイヤーは複製することを推奨します。レイヤーを複製するには、レイヤー名を右クリックします。
ショートカットキー
Mac:command + J
Windows:ctrl + J
ショートカットキーはOです。Oで違うツールを選択してしまう場合は、Shiftを押しながらOを押すことにより、格納されている違うツールに切り替えることができます。
オプションバーの丸いアイコンをクリック、またはアートボード上で右クリックでブラシの設定画面を出します。
覆い焼きツール(焼き込みツール)のブラシサイズを変えるショートカットキーは、以下の通りです。
小さくする:[
大きくする:]
するとブラシの大きさに合わせて、オブジェクトの明度を変えることができます。
今回は、光が当たって明るいであろう部分を覆い焼きツール、影になっているであろう部分を焼き込みツールで立体感を出してみました。
覆い焼きツール(焼き込みツール)のオプションバーの説明
1.範囲
どこの明度に反映させたいかを選べます。
シャドウ:暗い部分のみ反映させる
中間調:中間(グレー)部分のみ反映させる
ハイライト:明るい部分のみ反映させる
2.露光量
どれくらい明るく(暗く)するかを数値で選択できます。
3.エアブラシ
クリックするとエアブラシONとなり、クリックしている間はずっとインクが出るようになります。
4.角度
ブラシの角度を変更することができます。
5.トーンを保護
チェックが入っていると、色相の変化を防ぎつつ明るく(暗く)できます。
チェックが入っていないと、色相も変化していきます。
6.筆圧
ONにすると、筆圧でインクの出方が変わります。
ペンタブレットやタブレットのみ有効で、マウスは対象外です。