シズル感とは？
シズル感とは、みずみずしさやおいしさが伝わってくる感じのことです。例えば、飲み物にはグラスに水滴がついていた方が冷たくておいしそうですよね！
では、さっそくシズル感のある写真を作っていきましょう！
Photoshopで編集してみよう
今回使う素材はこちらです。
以下のサイトからダウンロード可能です。
アイスティーの写真：
水滴の写真：
写真をPhotoshopで開き、レイヤー「背景」を選択した状態でCommand(Ctrl)＋Jを押し、レイヤーを複製します。レイヤー名を「切り抜き」に変更しておきます。
続いて、クイック選択ツールで手前のアイスティーを選択します。葉っぱの部分は水滴を付けたくないので選択しないようにします。option(alt)を押すとカーソルがマイナスになるので、その状態で葉っぱの部分の選択を消しましょう。
選択ができたら右クリック→「選択とマスク」をクリックします。
きれいに切り抜けなかった部分があれば、ブラシを使って修正します。
出力先をレイヤーマスクにし、OKを押します。
わかりやすくするため、一旦背景を非表示にします。
ファイル→「埋め込みを配置」から、水滴の画像を選びます。グラスが隠れる大きさに拡大します。
水滴の画像を選択した状態で2つのレイヤーの間にカーソルを合わせると→が出てくるのでクリックします。このようにクリッピングマスクをかけることで、グラスにだけ水滴を付けることができます。
水滴の画像の描画モードをオーバーレイに変更します。描画モードを変えることで、2つの画像がなじむようブレンドすることができます。
背景を表示して、微調整をおこないます。グラスの上部は水滴がいらないので、消していきます。レイヤーマスクが選ばれていることを確認し、ブラシツールで黒色を塗ればOKです。
完成です！キンキンに冷えていて、おいしそうな写真になったのではないでしょうか。
おわりに
今回はPhotoshopを使って飲み物に水滴を付ける方法を解説しました。シズル感をプラスすることで、飲んでみたい！食べてみたい！と感じさせる写真になります。ぜひ試してみてください！
