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どんなページが必要なのかわからない!Webサイトの目的・種類別に基本構成を紹介

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どんなページが必要なのかわからない!Webサイトの目的・種類別に基本構成を紹介

Webサイトにはコーポレートサイトを始め、企業ブログやECサイトなど、さまざまな種類のWebサイトがあります。

これらのWebサイトは、目的別に必要となるページが異なります。本記事ではコーポレートサイトとブログ、ECサイトそれぞれに必要なページの詳細をご紹介します。

イッパイアッテナ

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コーポレートサイトに必要となる5つのページ

コーポレートサイトに必要となる5つのページ

コーポレートサイトに必要なページには、以下の5つが挙げられます。

  • 会社概要
  • 事業紹介
  • お問い合わせフォーム
  • プライバシーポリシー
  • 採用情報

コーポレートサイトへ訪れた人により自社やサービス・商品などに関心を持ってもらえるよう、最低限上記5つのページは揃えておきたいものです。ここではそれぞれに分けて解説しますので、見ていきましょう。

1.会社概要

会社概要は、基本的に定款に記載されている内容をまとめて掲載します。以下のような項目を掲載するのが一般的です。

  • 会社名
  • 代表者氏名
  • 所在地
  • 代表番号
  • 設立年月日
  • 資本金
  • 従業員数

2.事業紹介

事業紹介のページでは、事業だけでなく自社のサービスや商品の詳細情報を記載します。単純に商品を並べて紹介するだけではなく、導入事例も盛り込むと問い合わせにつながりやすいでしょう。

3.お問い合わせフォーム

お問い合わせフォームは、見込み客と自社をつなぐ窓口の役割を果たします。お問い合わせフォームは最低限の内容に絞り、できるだけ記載負担がないものを作成するよう心がけましょう。項目が多すぎると、ユーザーが負担を感じてしまい、離脱につながります。

4.プライバシーポリシー

プライバシーポリシーは、個人情報の取り扱いや利用目的などを明記したページです。特に顧客情報を収集する場合には欠かせません。

また、ネット上にはプライバシーポリシーに関するテンプレートが存在します。もし、テンプレートを取り入れる場合は、自社の事業内容に合わせて適切に書き換えましょう。

5.採用情報

コーポレートサイトへ訪れる人は、見込み客だけでなく自社への就・転職を検討している人も想定されます。自社に採用枠がある場合、採用情報のページを作成しておくと、採用コストをかけずに優秀な人材が獲得しやすくなるかもしれません。

採用情報のページに社内の雰囲気や社員インタビューを盛り込むと、より自社の雰囲気を求職者に伝えられるでしょう。

ブログサイトに必要となる4つのページ

ブログサイトに必要となる4つのページ

企業ブログに必要となるページには、以下の4つが挙げられます。

  • プライバシーポリシーや免責事項
  • お問い合わせフォーム
  • プロフィール
  • サイトマップ

企業ブログは有益な情報を発信し、認知拡大や顧客ロイヤルティ育成を図るのに有効です。企業ブログを効果的に運用するためにも、上記4つのページを必ず作成しましょう。

1.プライバシーポリシーや免責事項

ブログでもアドセンスやお問い合わせフォーム、アクセス解析ツールを取り入れる場合にはプライバシーポリシーや免責事項を記載したページが必要です。

プライバシーポリシーが必要な理由は「取得した個人情報をどのように取り扱い、利用するのかを明記しなければならない」と定められているためです。商品紹介やアフィリエイトプログラムを利用する場合には、免責事項についても記載しておきましょう。

2.お問い合わせフォーム

情報発信を行う以上、何らかのトラブルが生じるリスクを完全に回避するのは不可能です。そこでブログ運営にお問い合わせフォームは欠かせません。

もし問い合わせフォームがなければ直接連絡する手段がないため、法的措置を取らざるを得ない場合もあり得ます。話し合いで解決できたかもしれない事案も訴訟に発展すると、多くの時間・お金がかかるため、お問合せフォームは必ず設置しましょう。

3.プロフィール

企業でブログを運営する場合、会社概要だけでなく担当者のプロフィールを作成すると効果的です。担当者の顔や考え方を知ればユーザーも親近感を持ちやすくなるでしょう。

プロフィールはコンテンツの方向性やコンセプトを提示できるページでもあることから、ファン獲得効果も期待できます。コンテンツの方向性を一目でわかるようにしておくと、ユーザーも発信情報を理解しやすく、滞在時間や回遊率が高められるでしょう。

4.サイトマップ

ブログのコンテンツ数が増えると、関連記事やユーザーが求める情報へ、ダイレクトにアクセスするのが難しくなります。

そこでジャンルやキーワードごとにまとめられたサイトマップがあると、ユーザーにストレスを感じさせにくく、ユーザーの利便性が高まるでしょう。ほかにもサイトマップを作成することで、検索エンジンにコンテンツが読み込まれやすくなるメリットもあります。

ECサイトに必要となる6つのページ

ECサイトに必要となる6つのページ

ECサイトに必要となるページには、以下の6つが挙げられます。

  • 商品カテゴリー
  • 利用規約
  • プライバシーポリシー
  • FAQやよくある質問
  • お問い合わせフォーム
  • 特定商取引法に基づく表記

これらのページには、ユーザーの利便性向上やトラブル防止に必要な項目が含まれています。ここではそれぞれに分けて解説しますので、見ていきましょう。

1.商品カテゴリー

取り扱い商品が多い場合は商品カテゴリーページを用意すると、ユーザーが目的としている商品へアクセスしやすくなるといった利便性向上が期待できます。

セールやイベント、人気商品などをまとめた特集ページも効果的です。カートシステムといった機能を利用すると、カテゴリーを個別商品に設定するだけで、カテゴリーページを自動生成可能です。

2.利用規約

事前にショップを利用するルールや免責事項を明確にしておくと、不当な要求や権利侵害を避けられます。

顧客が一方的に不利になるような条文は無効と判断されるため、利用規約の作成にあたっては、常識的かつ最適な範囲の規約を定めましょう。

3.プライバシーポリシー

プライバシーポリシーは、収集した個人情報の取り扱い方針や目的を明記したものです。ECサイトでは多くの個人情報を取り扱うことが想定されるため、個人情報の取り扱い(使用用途や第三者へ提供する場合の条件など)を明確にしておく必要があります。

プライバシーポリシーを明示していなかったり、内容が不十分だったりすると、訴訟に発展するリスクもあるため特に注意が必要です。

4.FAQやよくある質問

FAQやよくある質問は、ユーザーから頻繁に寄せられる問い合わせ内容と、その回答がまとめて記載されたページです。後述する特定商取引法のページをチェックすると、送料や返品に関する規約を理解できます。

しかしよくある質問をカテゴリー別に整理しておくことで、ユーザーが手間をかけずに疑問を解決しやすいため設置しておきたいページです。

5.お問い合わせフォーム

企業への連絡手段としてメールや電話以外に普及しているのがお問い合わせフォームです。お問い合わせフォームを設置することで顧客側には24時間365日連絡が送れる上に、必要な内容に絞って伝えられるといったメリットがあります。企業側でもいたずら電話や悪意のあるメール受信などのリスクを低減できるでしょう。

ECサイトにおけるお問い合わせフォームは、よくある質問で解決しきれなかった疑問点を収集したり、購買意欲の高い顧客との接点が得られるなどの効果を見込めます。

6.特定商取引法に基づく表記

ECサイトを運営するうえで、特定商取引法に基づく表記は欠かせません。法律に定められた表記を掲載したページがなければ、罰則を受ける恐れがあるため必ず記載しましょう。主に以下のような項目の記載が必要です。

  • 事業者名
  • 代表者・業務責任者
  • 住所
  • 電話番号
  • 支払い方法

必要な事項を漏らすことなく明示することで、自社・顧客の双方にメリットがあり、特に顧客には安心感を与えることにもつながります。

まとめ

まとめ

この記事ではコーポレートサイト・ブログ・ECサイトと、3種類のWebサイトに分けて、それぞれ必要なページについて解説しました。

Webサイトは種類ごとに必要なページが異なります。適切なページを盛り込むことで、より効果的な運用やトラブル防止が期待できます。事前に必要なページをチェックし、より効果的なWebサイトを制作していきましょう。

この記事を書いた人

デザインバウム運営局
デザインバウム運営局

企業のWeb担当者の方とWeb制作に関わる方にとって、ためになる情報を発信していきます。

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