パスファインダーとは?
パスファインダーとは、複数のオブジェクトを合体したり分割したりできるツールです。簡単なオブジェクトを組み合わせることで、より複雑なものを生成することができます。操作の種類がいくつもあるので、一つずつ説明していきたいと思います。
ウィンドウ → パスファインダーを選択します。
ショートカットキー
Mac:shift + command + F9
Windows:shift + ctrl + F9
形状モード
パスファインダーは形状モードとその他のパスファインダーに大別できます。まずは形状モードの4つを説明します。
①合体
パスファインダーの中で1番多く使う機能です。吹き出しを作るのによく使います。
2つ以上のオブジェクトを選択し、パネルのアイコンをクリックすると合体させることができます。これはパスファインダーすべてに共通の操作です。
②前面オブジェクトで型抜き
レイヤーが上(前面)のオブジェクトで下のオブジェクトを抜きます。
③交差
オブジェクトが重なっている部分だけ残ります。前面のオブジェクトのアピアランスが適用されます。
④中マド
オブジェクトが重なっている部分を抜きます。前面のオブジェクトのアピアランスが適用されます。
複合シェイプ
形状モードの場合、macはoption、windowsはAltキーを押しながらアイコンをクリックすると、複合シェイプになります。
複合シェイプとは、パスファインダーを適用しつつも、それぞれのオブジェクトを個別に変形できるようにする機能です。
その他のパスファインダー
⑤分割
オブジェクトがアウトラインで割れ、すべてのオブジェクトが分割されます。
⑥刈り込み
背面のオブジェクトから、重なり合っている部分を取り除きます。
⑦合流
同じカラーのときのみオブジェクトが合体します。違うカラーの場合は刈り込みと同じになります。
⑧切り抜き
重なっている部分だけが残ります。交差と似ていますが、こちらは背面のオブジェクトが残ります。
⑨アウトライン
画像が見えにくいですが、外側の線だけ残ります。
⑩背面オブジェクトで型抜き
背面にあるオブジェクトと重なっている部分が消えます。
まとめ
パスファインダー、計10つをご紹介しました。とてもよく使うものもあれば、全く使わない!というものもあると思いますが、是非いろいろと試してみてください!