イラレで水面文字を作る方法
反射した文字を作る
「文字ツール」を使って、任意の文字を入力します。
文字を選択した状態で右クリックし、「変形」>「リフレクト」を選択します。
リフレクトパネルのリフレクトの軸で「水平」にチェックを入れ、「コピー」をクリックします。
反転した文字を選択した状態で右クリックし、「アウトラインを作成」をクリックします。
反射した文字を加工する
「ツールバーを編集」から「リンクルツール」を選択します。リンクルとは「しわ」を意味し、なぞった部分を波打ったように加工できるツールです。
プロパティパネルの「ツールオプション」>「リンクルツールオプション」を開くと、リンクルツールの設定ができます。 文字サイズに合わせてグローバルブラシのサイズを調節しましょう。
今回は、文字サイズが60pxなので「幅」と「高さ」をその半分の30pxずつに設定しています。 さらに、リンクルオプションの「水平方向」を100%、「垂直」を0%にします。
アウトライン化した反転文字に、前ステップで設定したリンクルツールで加工を施します。文字の上で左右にドラッグするとパスが変形します。
元の文字に近いところは小さめ、遠いところは大きめに加工をかけると、水面の雰囲気に近づきます。
全ての文字に水面加工をかけたら、さらにグラデーションを入れます。
長方形ツールで反転文字のみを覆うように長方形を描きます。
グラデーションツールアイコンをダブルクリックし、グラデーションパネルを開きます。「種類」を線形グラデーション、角度を90°に設定します。
選択ツールで反転文字と長方形の両方を選択した状態で、上部メニューの「ウインドウ」>「透明」をクリックし、透明パネルを開き、「マスク作成」をクリックします。
「クリップ」のチェックを外し、「マスクを反転」にチェックを入れます。
最後にお好みで塗りを調整し、完成です!
おわりに
いかがでしたか?シンプルなステップで、水面に反射する文字を作ることができました!ロゴの作成にも使えるテクニックですので、ぜひ活用してみてください。