- Webサイトの運用・保守って必要?
- サイト運用まで安心して任せられる制作会社が知りたい
このようなお悩みを抱える方は多いのではないでしょうか?
一言でWebサイト運用といっても、多くの専門的な知識や経験が必要となります。そのため、必要となる外注先も、コンテンツ制作に強みがある会社からマーケティング、運用保守を得意とする会社までさまざまです。
そこで今回の記事では、Webサイト運用の重要性や、Webサイト運用を任せられる制作会社をご紹介していきます。
Webサイト運用とは
Webサイト運用とは、マーケティング手法のひとつです。運用といっても、コンテンツ作成からメンテナンス、分析まで、業務範囲は多岐にわたります。
また、Webサイトを運用する目的としては、集客や問い合わせ数の増加、購買数の上昇などさまざまなものが挙げられるでしょう。目的を達成するためには、ユーザーが自社に求める情報を検討した上でコンテンツを作成し続けなければなりません。
Webサイトを運用するために欠かせない作業には、以下の4つが挙げられます。
- ドメイン・サーバーなどの保守管理
- コンテンツ作成
- サイト分析とブラッシュアップ
- トラブル対応
1.ドメイン・サーバーなどの保守管理
Webサイトを運営するうえで、ドメインの取得やサーバーの管理は欠かせません。
もしもドメインとサーバーが適正に管理されていなければ、Webサイト自体が表示されないといったリスクが起きることが考えられます。
たとえば、よくサイトに訪れてくれるユーザーを獲得できたとしても、サイトが表示されない期間が続くと、ユーザーは「サービスが停止した」と思い、離れてしまうことにつながるかもしれません。
ドメイン・サーバーはいずれも年間契約であることが多いため、更新期間がいつになるのか忘れないようにしたうえで、適切に管理する必要があります。
2.コンテンツ作成
定期的にユーザーに訪れてもらうためには、良質なコンテンツの作成が欠かせません。企業が集客や購買数の増加を目指す場合、SEO対策を盛り込んだコンテンツの作成を心がける必要があります。
SEOを意識するには、自社が提供できるサービスとユーザーが抱えている悩みを結びつけて選んだキーワードを軸として作成したコンテンツ、例えばブログ記事などが求められるでしょう。
ユーザーの求める情報が網羅されたサイトは、検索エンジンであるGoogleからの評価を得ることにもつながるため、コンテンツ作成はとても重要な作業です。
3.サイト分析とブラッシュアップ
Webサイトにおけるコンテンツ作成は、一度公開して終わりではありません。定期的に分析を繰り返し、ブラッシュアップを行うことで目的の達成に近づくことができるといえます。
たとえば、たくさんの人に見てもらいたいのに、サイト訪問者数が少ない状態が続いたとしたら、その原因は検索流入が少ない・SNSからの流入がないことであるといった仮説を立てられるでしょう。
そうなると、SEOの順位を上げるためのリライトや、インフルエンサーマーケティングなどの施策を検討できるようになります。
4.トラブル対応
Webサイトを運用していると、サーバーダウンやシステムトラブル、不具合などが起こることがあります。もしもそうしたトラブルが頻発すると、ユーザーが離れてしまう原因にもなりかねません。
基本的には、トラブルが発生しないように徹底した管理を行いますが、万が一の場合に備えて、緊急時の対応策や行動を規定したガイドラインを整備しておくことがとても重要です。
Webサイト運用に失敗しないためのポイント
企業がWebサイトの運営に失敗しないための一番大切なポイントとしては、目標を設定して推移を管理することが挙げられます。
1:KPIを設定しよう
Webサイトを目標なく運営していると、本当に効果があるのかどうかを判断できません。このような事態を予防するためにはKPIの設定が必要です。
KPIとは、「重要業績評価指数」という意味です。具体的には「サイト開設後3ヶ月でプレビュー数3万を目指す」といった数値を定めることを指します。
数値的目標を定めることによって、目論見通りの成果が出ているのかを判断できるようになります。
2:そもそもWebサイトのゴールは何かを定義しておこう
こうした具体的なKPIの設定のためには、そもそもWebサイトをつくるときの段階で、Webサイトを通して何を解決したいのかをしっかりと定義しておくことが重要です。
例えば、ただ「おしゃれなWebサイトを作りたい」という漠然とした思いしかないと、見た目は良くても集客効果のないWebサイトが出来上がったり、Webサイトの制作自体が意味のないものになったりしてしまいます。
こうした事態を防ぐためには、要件定義やヒアリングをしっかり行なってくれる制作会社を選ぶことが重要です。
「要件定義」とは、Webサイトを作る上での目的や解決したい課題をすり合わせる作業のことです。
さまざまな制作会社がありますが、中には軽く打ち合わせを挟んだだけでいきなりデザインの制作から始める会社なども多くあるのが現状です。
Webサイトの制作はよく「家を建てること」に例えられることが多いですが、家を建てるときにいきなりペンキから塗り始めたりはしないのと同じで、Webサイトをつくるときにもまずきちんとどんな家にしたいのかを話し合い、必ず設計図から作り始めなければなりません。
制作会社を見極めるときのポイント
制作会社を選ぶ際には、コーポレートサイトや制作実績を載せたポートフォリオなどにきちんとした制作プロセスを載せている会社であると安心です。
本メディアを運営する株式会社イッパイアッテナは、Webサイトをつくりたいお客様の課題解決から一緒に考え、ビジュアルデザインに落とし込むまでの過程を大切にしている会社です。
デザインをする上で大切にしている考え方をコーポレートサイトに載せているので、よければ覗いてみてください。
サイト運用にも対応しているWeb制作会社10選
ここからはサイトの制作だけではなく運用・保守まで対応しているWeb制作会社をご紹介します。
「Webサイトは公開してからがスタート」といいます。
せっかく作ったサイトを有効活用できるように依頼したWeb制作会社に保守・運用プランがあるか確認することも大切です。
株式会社マイクロウェーブクリエイティブ
株式会社マイクロウェーブクリエイティブは、約600社に及ぶ国内外大手クライアントへの支援実績をもつWeb制作会社です。
成果創出にフォーカスし、Webサイト制作に留まらずWebマーケティング、コンサルティングなどデジタル戦略を幅広く支援するサービスが揃っています。
Webサイト運用・保守代行も行っており、クライアントの要望をただ反映するだけではなく、運用における課題解決から、マーケティング成果の促進、安定運用への支援なども豊富です。
設立 | 2023年8月 |
所在地 | 東京都千代田区神田錦町3-13-7 名古路ビル本館4階 |
URL | https://www.microwave-creative.co.jp/ |
アコーダー株式会社
アコーダー株式会社は、「長期的にお客様に寄り添い、潜在的な価値を引き出すクリエイティブパートナー」というコンセプトのもと、幅広いクリエイティブを提供するWeb制作会社です。
社内ではアートディレクター・デザイナー・プランナー・進行管理など、 得意分野を持ったスタッフたちが案件ごとにプロジェクトチームを組んでおり、 戦略や企画から、最終的なアウトプットに至るまでワンストップで提案を行ってくれます。
保守契約も用意されており、メンテナンスやアクセス解析レポートの提出、定例ミーティングの開催など公開した後も安心してサイト運用ができるようになっています。
創業 | 昭和34年4月3日 |
資本金 | 10,000,000円 |
所在地 | 大阪市中央区内本町2-4-16 |
URL | https://www.accorder.co.jp/ |
株式会社イッパイアッテナ
株式会社イッパイアッテナは東京都武蔵野市に拠点を置く制作会社で、Web制作の他に、サイト運用代行も請け負っています。
イッパイアッテナの最大の強みは、クライアントの「想い」を形にできるディレクション力とデザイン力です。ニーズに応えるためヒアリングや業界分析を徹底した上で、最適なデザインを提案しています。
また、思っていた仕上がりと異なることを防ぐために、ヒアリングから実装までの工程を見える化している点も特徴の一つです。
保守については、さまざまなニーズに合わせて4つの料金プランから必要なサポートだけを選択できるちょうどいい保守プランというサービスが用意されています。
運用については、WAGAHAIというSEO記事を自動生成できるAIツールサービスも提供しており、コンテンツ作成の負担を軽減しながら、効果のあるWebサイト運用にもつなげることができます。
また、ネコノテホーダイという、月額制の運用代行サービスも提供しており、サイト運用にはとても使い勝手のよい会社です。
設立 | 2019/04 |
所在地 | 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-26-1 JK吉祥寺ビルB1F-02 |
URL | https://ippaiattena.co.jp/ |
キオミル株式会社
キオミル株式会社は、課題や目標に応じたBtoBマーケティングや、採用マーケティングを得意とする、東京都豊島区にあるWeb制作会社です。
顧客獲得・人材獲得といった企業のビジネス課題の解決を目的とした制作が強みで、Web制作やマーケティングのノウハウを元に、中小・中堅企業の課題に対して適切なアプローチを提案してもらえます。
また、Webサイトのセキュリティ対策や技術サポート、サーバやドメインの管理を代行するサービスもあり、必要に合わせてプランを選ぶことができます。
所在地 | 東京都豊島区南池袋4丁目1-10 雑司が谷パークハイツ102号室 |
URL | https://kiomiru.co.jp/ |
Grow Group 株式会社
Grow Group 株式会社は、「課題解決につながるクリエイティブ」の創出を重視し、課題解決へ導くためのWeb戦略設計を行うとともに集客の増加やブランディングの向上を目指す制作会社です。
サービスには戦略立案、設計、デザイン、コーディング、そしてサイトの運用保守まで含まれており、WordPressを利用したCMS構築を得意としています。
Webサイトの運用保守を支援するサポートプランでは、サーバ・WordPress保守、ページ修正、技術サポートなど必要に応じて選択できるようになっています。
設立 | 2012年6月 |
資本金 | 5,000万円 |
所在地 | 愛知県名古屋市千種区今池3丁目12-20 KAビル 6F |
URL | https://grow-group.jp/ |
株式会社クーシー
株式会社クーシーは1999年創業の歴史あるWeb制作会社です。デザインの「設計思考」と「考える力」を軸に、Webディレクション、システム開発、Webマーケティングなど幅広い領域に対応したサービスを提供しています。
企画戦略、Webデザイン、システム構築、Webマーケティング、運用・保守と対応領域も広く、これまでの経験を通した知見を活かしWebサービスの立ち上げをサポートしてくれます。
運用・保守サービスでは、クライアントとの「信頼関係」を重視しており、急な修正依頼や予算がない中での対応など、解決が難しい状況でも、柔軟にスピード感を持って対応してもらえます。
設立 | 1999年11月9日 |
資本金 | 2000万円 |
所在地 | 東京都渋谷区東3-16-3 エフ・ニッセイ恵比寿ビル7階 |
URL | https://coosy.co.jp/ |
株式会社LIG
株式会社LIGは、デザインの知見とグローバルな開発体制を強みに、戦略設計から運用まで一貫してサポートを行うWeb制作会社です。
2007年の創業以来、様々な業界のサイトを制作してきた実績を持ち、表現力・技術力の高さから毎年複数のデザインアワードを受賞しています。
保守契約を結んでいる場合は、公開後のメンテナンス支援も依頼でき安心してサイト運営を進められます。
設立 | 2007年6月 |
資本金 | 10,000,000円 |
所在地 | 東京都台東区小島2-20-11 |
URL | https://liginc.co.jp/ |
株式会社バケモノ
株式会社バケモノは、Webサイトの三大アワードの一つ、「FWA (favourite website awards)」をはじめとしたデザインアワードを数多く受賞した経験をもつ制作会社です。
社内は少数精鋭でクリエイター一人一人が高い技術力を持っており、建築家や写真家といった個人クリエイターから資本金数百億円といった有名大企業まで幅広い業界・業種のWebサイトを制作しています。
ビジネスのゴール設定から、理論に基づいた情報設計、公開後の支援・提案などプロジェクトを成功に導くために一貫したサポートを受けられます。
設立 | 2014年3月 |
資本金 | 10,000,000 円 |
所在地 | 東京都武蔵野市中町2-24-16 |
URL | https://baqemono.jp/ |
株式会社シロクロ
株式会社シロクロは、BtoB中小企業向けのWebブランディングとコンテンツマーケティングを織り交ぜた戦略を提供するWeb制作会社です。
制作面においてはLighthouse、Core Web Vitalsパフォーマンス改善、Webサイト高速化、WordPress構築を得意としています。
またWebサイト保守に特化したサービスも提供しており、WordPress保守サービス、Webサイト更新作業代行サービスなどクライアントのニーズに応じたパッケージを提案してもらえます。
設立 | 2010年9月1日 |
所在地 | 東京都豊島区駒込2-7-14 ヴィラ駒込202 |
URL | https://www.4696.co.jp/ |
株式会社フライング・ハイ・ワークス
株式会社フライング・ハイ・ワークスは、1000社以上・5,000件以上の制作実績があるWeb制作会社です。
創業の2000年から20年以上に渡り多くの制作実績があり、デザインとシステムの両側面で高いクオリティを提供できることが強みです。
保守・運用の支援も豊富で、公開後も必ず専任のディレクターが担当につき、目標達成を目指した運用をサポートしてもらえます。
設立 | 2000年3月28日 |
資本金 | 10,000,000円 |
所在地 | 東京都渋谷区渋谷2-12-8 中村ビル3F |
URL | https://www.flying-h.co.jp/ |
Webサイトの保守運用にかかる費用相場
Webサイトの保守運用にかかる費用相場は、以下の3パターンが挙げられます。
- 自社で管理する
- 中小規模の制作会社に依頼する
- 大手制作会社に依頼する
安く済ませようと考えるほど自社での作業工数が増え、高くなるほど制作会社が多くの範囲をカバーしてくれるようなイメージです。ここではそれぞれのパターンに分けて、必要となる費用と業務範囲をご紹介します。
自社で管理するパターン
自社で管理するパターンの費用相場は、5,000円以下となります。必要となる費用はサーバーやドメインなどの最低限かかるランニングコストのみです。
そのため、サイトコンテンツの制作や修正は自社で取り組むか、タスクが発生する度に制作会社へ依頼します。
この場合、自社で制作から管理まで一貫して行いますが、一部の制作会社では格安プランを提供している場合もありますので、確認してみましょう。
中小規模の制作会社に依頼するパターン
中小規模の制作会社に依頼するパターンの費用相場は、5,000〜20,000円となります。先に解説した最低限の維持費に加えて、コンテンツ修正まで請け負ってくれることがほとんどです。費用の中には、あらかじめ決められた作業代行時間が含まれており、制作会社によっては障害対応も対応してくれます。
こちらの費用相場が一般的なWebサイトの管理費として多い傾向です。しかし、大幅なリニューアルやコンテンツ作成には別途費用が発生することがあるため、事前に対応範囲を確認しておくことが重要です。
大手制作会社に依頼するパターン
大手制作会社に依頼するパターンの費用相場は、20,000〜50,000円となります。安心して管理を任せられることが多く、CMSのメンテナンスや月間レポート作成などの作業が含まれています。
この価格帯は、制作会社によって作業内容が大きく異なる傾向です。管理業務を依頼する前には、どのような作業がパッケージに含まれているかを確認しましょう。
これ以上の価格になると、管理だけでなく集客に関するコンサルや保守運営を依頼できる場合があります。
Webサイト制作・運用のコストを抑えたいなら
Webサイトの制作から運用までまるっと任せたいけれど、そこまで予算がかけられないという方には、定額制のWebサイト制作サービスの利用を検討してみることもおすすめです。
サービスにもよりますが、例えばsaisaiというサービスでは、あらかじめ用意されたテンプレートの中からWebサイトの設計を決め、デザインはオリジナルでサイトを作ることができます。公開後の運用も月額費用内で行なってくれるため、更新ごとに費用が発生したりする心配もありません。
定額制のサービスであれば初期費用を抑えることができるので、自分が求めているWebサイトと合うかどうか知るためにも、まずは一度相談してみてもいいかもしれません。
まとめ
今回の記事では、Webサイト運用の概要や運用に失敗しないためのポイント、サイト運用も任せられるWeb制作会社をご紹介しました。
Webサイトは制作して公開すれば終わりというわけではなく、その後の保守・運用も重要です。解決したい課題やサイトの目的を明確にして、問題を解決してくれる制作会社やプランを探しましょう。
それでも制作会社を選ぶ上で迷ってしまったり、そもそもWebを使って何をしたらいいかわからなかったりでお悩みの方には、下記より15分の無料相談も受付中です。Webに関わるお悩みごとなら何でも相談していただけますので、ぜひお気軽にご相談ください。