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【無料・商用利用可】日本語のWebフォントが使えるおすすめサービス4選

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【無料・商用利用可】日本語のWebフォントが使えるおすすめサービス4選

この記事では、無料で利用できるWebフォントを、日本語フォントを中心に紹介します。

使いやすいWebフォントをお探しのWeb制作者の方や、Web担当者の方は必見です。

本記事で紹介する内容は以下の通りです。


  • 日本語フォントを提供するWebフォント配信サービス

  • おすすめのWebフォント「Googleフォント」

  • Google Fontsで使えるオススメ日本語フォント

イッパイアッテナ

はじめまして、イッパイアッテナです。

ITと教養で、優秀なネコの手となり、あなたのあらゆる問題を解決します。あなたの相談役だったり、デザイナーだったり、広報だったり、わたしたちは”イッパイ”の顔をあなたに見せることができます。

日本語フォントを提供するWebフォント配信サービス

まずは日本語フォントを提供しているWebフォント配信サービスについて紹介します。

 Google Fonts

Google Fonts

Google Fontsは、Googleが提供するWebフォント配信サービスです。様々な言語に対応しており、1400種類ものフォントが利用可能となっています(2022年10月現在)。

日本語フォントは57種類と、数が豊富とはいえませんが、ほとんどのフォントが無料で商用利用可能な点は非常に魅力的です。

Adobe Fonts

Adobe Fonts

Adobe Fontsは「Illustrator」や「Photoshop」などのデザインツールでおなじみのAdobe社が提供するWebフォント配信サービスです。

日本語対応のフォントが500種類以上、日本語以外の言語も含めると20,000種類以上のフォントがあります(2022年4月現在)。

Adobe Creative Cloudのいずれのプランにも含まれており、契約している場合は追加料金なしで利用できます。

ただし、クライアントワークで使用する場合は、クライアント側がAdobe Creative Cloudの契約をしている必要があるので、その点は注意が必要です。

TypeSquare

TypeSquare

TypeSquareは日本のフォントメーカーであるモリサワが提供するWebフォント配信サービスです。日本語フォントの収録数が941件(2022年4月現在)あり、豊富な日本語フォントが揃っている点が魅力です。

料金はWebサイトのPV(ページビュー)数によって異なり、1万PVまでは無料で利用できます。

FONTPLUS

FONTPLUS

FONTPLUSは日本のフォントメーカーであるFONTWORKSが提供するWebフォント配信サービスです。

日本語フォントはデータが大きいため、読み込みに時間がかかるという難点があります。ただし、FONTPLUSはダイナミックサブセットという「コンテンツに必要なフォントだけを読み込む」技術でフォント表示の高速化を可能としています。

トライアルとして6ヶ月間無料で使用できる期間があり、それ以降はWebサイトのPV数に応じて料金がかかります。

WebフォントにはGoogle Fontsがオススメ

Webフォントにはさまざまな配信サービスがありますが、以下の点でGoogleフォントがおすすめです。

  • 安全性が確保されている
  • すべて無料で使用可能
  • ほとんどが商用利用可能

1つずつ解説します。

安全性が確保されている

Google FontsはGoogleによって管理、配信されているため、安全性が保証されています。

フリーフォントをダウンロードできる怪しいサイトはたくさんあります。しかし、管理・配信元がはっきりしないフォントデータをダウンロードして使用する場合、フォントファイル以外にウィルスなどが仕込まれている可能性は否定できません。

すべて無料で使用可能

先述の通り、Google Fontsで提供されているフォントはすべて無料で利用できます。フォントの使用に料金がかからない点は強力なメリットといえるでしょう。

商用利用可能

Google FontsのライセンスはほとんどがSIL Open Font Licenseで、商用プロジェクトでも無料で利用できるライセンスとなっています。

Webサイトでの使用にあたって、商用利用かどうかを考慮する必要がないのは、制作者にとって嬉しいポイントでしょう。

ただし、フォントファイルを譲渡したり、ソフトウェアに組み込んだりする場合は、ライセンス情報やフォントの著作権者情報を含める必要があるため気をつけましょう。

Google Fontsで使えるおすすめ日本語フォント一覧

ここからはGoogle Fontsで利用できるおすすめの日本語フォントを、タイプ別に紹介していきます。

使いやすいゴシック体フォント

Webサイトで最も使用されるのが、ディスプレイ上で可読性・視認性に優れたゴシック体です。まずは、可読性の高いゴシック体のフォントを押さえておきましょう。

Noto Sans JP

Noto Sans JP

Noto Sansというフォントは世界中のすべての言語をサポートするという目標のもと、GoogleとAdobeが共同開発したフォントです。

その日本語版であるNoto Sans JPは今や日本語Webフォントのスタンダードといっても過言ではなく、多くのWebサイトで使用されています。

クセがなくスタンダードな書体で、ウェイト(太さ)も7種類あるため、使い勝手もよいです。

M PLUS 1p

M PLUS 1p

M PLUS 1pは、M+FONTから提供されているフォントです。

重心が低く、丸みがあるため、ポップで親しみやすいデザインに向いています。ウェイトも7種類あり、細かなニュアンスを表現できる点も魅力です。

さわらびゴシック

さわらびゴシック

さわらびゴシックは、さわらびフォントから提供されているWebフォントです。ゴシック体であるものの、手書きのような曲線のニュアンスが特徴です。

また、小さいサイズでも文字がはっきりと視認できるようにデザインされているため、小さめのフォントサイズでデザインしたいときなどに適しています。

ただし、まだ開発中の部分もあり、Googleフォントで選べるウェイトは1種類のみで、一部表示できない漢字もあるため、使用前に確認する必要があるでしょう。

和文の雰囲気を尊重した明朝体フォント

次に、和風のデザインで使用したい明朝体のフォントを紹介します。

はんなり明朝

Google Fonts + Japanese • Google Fonts + 日本語

GoogleFonts+Japanese early accessで公開されたはんなり明朝。

明治時代からの東京築地活版製造所の書体である「築地体」を参考に作成されており、やわらかく、ふんわりとした雰囲気の明朝体フォントとなっています。

「はんなり」とは「落ち着いた華やかさ」といった意味合いを持つ京ことばで、その名の通り、明るい和のデザインにマッチします。

こころ明朝

Google Fonts + Japanese • Google Fonts + 日本語

こころ明朝はタイピングアートが提供するフリーフォントです。

通常、明朝体は知的でシャープな印象のデザインのものが多いですが、こころ明朝は丸みを強調することによって、柔らかで軽い印象のデザインになっています。温もりを感じるような和風デザインにマッチするフォントです。

さわらび明朝

さわらび明朝

さわらび明朝は、前述のさわらびゴシックと同じ作者が制作した明朝体のフリーフォントです。シャープで知的な印象がありながら、適度な太さがあるため、可読性が高いデザインだと言えます。

ポップで可愛いフォント

ここまで、ベーシックなゴシック体、明朝体のGoogleフォントを紹介してきました。ここからはユニークでかわいいデザインのフォントを紹介します。

ニクキュウ

Google Fonts + Japanese • Google Fonts + 日本語

その名の通り、動物の肉球のようなデザインのフォントです。丸みを強調したモリッとした形が特徴的で、ツヤ感があるようなデザインが特徴的です。

ポップでかわいいテイストのデザインと合わせやすいでしょう。ただし、収録されている文字はカタカナのみなので、使用する際は注意が必要です。

ニコモジ

Google Fonts + Japanese • Google Fonts + 日本語

ニコモジは、ニコニコ動画のロゴを参考に開発されたフリーフォントです。

角が丸く可愛らしい感じを出しながらも、直線的な部分も多いため、無機質な印象とかわいらしい印象をうまく両立したデザインになっています。収録されている文字はカタカナとひらがなのみとなっています。

手書き風のフォント

次に手書き風のフォントを紹介します。

Klee One

Klee One

Klee One(クレーワン)は、フォントワークスが無償提供している手書き風フォントです。真面目な人の丁寧な手書き文字といった雰囲気で、高級感や落ち着いた印象を作りたいときに適しています。

Yomogi

Yomogi

小学生が書いたような手書き風フォントYomogi。かわいらしい字体ながらも丸みが抑えられているため、可読性は比較的高く、小さいサイズでも読みにくくならないのが魅力です。

まとめ

今回は、日本語フォントを豊富に揃えているWebフォント配信サービスと、無料で商用利用が可能なGoogleフォントの日本語フォントについて紹介しました。

Webフォントは閲覧側のデバイスに影響を受けずに、どのユーザーに対しても同じフォントで表示ができるため、近年は一般的に利用されるようになっています。

ぜひこの記事を参考に、使いやすいWebフォントを探していていただければ幸いです。

この記事を書いた人

デザインバウム運営局
デザインバウム運営局

企業のWeb担当者の方とWeb制作に関わる方にとって、ためになる情報を発信していきます。

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