CCライブラリって何？
CCライブラリとは、Adobe CCのソフト間（Illustrator、Photoshop、XDなど）で作成した素材やテキスト、画像などを共有できる機能です。
例えばPhotoshopで作成した素材をIllustratorで使用したいとき、CCライブラリにPhotoshopから素材を保存しておけば、Photoshopを開かなくてもIllustrator上でペーストするだけで呼び出すことができます。
またチームで制作する際も、Adobeアカウントを持っていればメンバー間でCCライブラリを共有することもできます。
案件ごとにライブラリを作成して管理しておけば、素材が混在するのを防いだり、共有も容易になるので素材の管理を非常に楽にすることができます。
CCライブラリを使ってみよう！
今回は出番の多そうなIllustrator→XDで読み込む手順を解説します。他のAdobeツール間でも同様にできますので参考にしてみてください。
CCライブラリを使う準備をする
最初から「マイライブラリ」が用意されていますが、制作を行う案件毎にライブラリを作成することをお勧めします。
新規ライブラリをクリックします。
Illustratorなどの場合、CCライブラリが表示されていないことがあります。その場合は、メニューバーの「ウィンドウ」から「CCライブラリ」を選択してください。
名前を入力します。ここでは「デザインバウム」とします。
準備完了
これでCCライブラリを使う準備が整いました。ライブラリができると下画像のような状態になります。
CCライブラリに素材を登録する
Illustratorから素材を登録します。
作成した（登録したい）素材を選択した状態で、①CCライブラリタブの下部にある「+」マークをクリックし、②「グラフィック」を選択する。
追加完了！
これでCCライブラリに素材が追加されました。
CCライブラリに登録した素材を呼び出す
ここからは素材を呼び出すためにXDを操作します。
左下の3つ並んでいるアイコンの一番上を選択する。
先ほど登録したCCライブラリ「デザインバウム」を選択します。
「ドキュメントアセット」や他のライブラリを開いていると上記画面と異なるので、一番上の「<」をクリックして上記画面に戻ります。
このときアートボード上にも呼び出せますが、元からある図形に合わせて読み込んでしまうことがあるので、アートボード外に一度ペーストすることをお勧めします。
おわりに
CCライブラリの基本的な操作を解説しました。
今回はIllustrator→XDを例にして解説しましたが、Illustrator→PhotoshopやXD→XDなどでも同じ操作で登録・読込が可能ですので、どんどん活用して作業の効率をUPさせていきましょう！
